東京駅・日本橋エリアで職住近接ができるオススメの街は?
2018/12/09
目次
職住近接とは?
あなたは東京の通勤・通学ラッシュにどのように感じているだろうか?
都心のオフィス街や学校に通うために、満員電車に体を押し込み、ストレス満載のまま1時間を過ごし、ようやく職場につき、そこから「さぁ仕事だ」と仕事に取り組む…
昔は郊外に念願のマイホームを購入して、そこから1時間以上かけて通勤し、休日はのんびりと過ごすということが流行っていたし、内需拡大のために一億総中流社会にすべく、国策として推奨されていた。
しかし、現代の通勤事情は、交通網こそ便利になったものの、通勤環境は悪化する一方で、自然災害や人身事故、痴漢の冤罪など新たな問題が噴出している。
そんな昨今、東京では、時差Bizなど、通勤ラッシュの軽減に向けて改革を推し進めようとしている。
しかし、私は考える。
そもそも通勤の際に必ずしも遠方から電車で通う必要などなく、いっそのこと、職場の近くに住めばよいのではないだろうか?と。
そこで、今回の記事では、具体的に職住近接をする場合はどこに住むのがオススメなのかを紹介しよう。
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東京駅・日本橋エリアで職住近接が現実的に可能なエリア!
東京でも屈指のオフィス街である東京・日本橋エリアだが、実は意外と職住近接が現実的にやりやすいエリアでもある。
逆に、職住近接エリア以外からだとかなり遠いエリアからの通勤を余儀なくされてしまうエリアともいえる。
それでは、東京・日本橋エリアの職住近接エリアを紹介しよう。
人形町・水天宮前
人形町や水天宮前は、日本橋や三越前まで5分ほどのエリアでありながらも、マンションやアパートが多くて住むための街として環境が整っている。
街中にはオシャレな飲み屋もあるし、日本橋や東京駅まで歩いていくこともできるのでとても便利だ。
少し家賃相場は高いかもしれないが、都心までの距離感で考えるとリーズナブルといえるだろう。
居酒屋やバーが多いが落ち着いた地元の人が多いため治安は良好だ。
水天宮前・人形町の家賃相場
- 1R:9.11万円
- 1K:9.34万円
- 1DK:12.61万円
- 1LDK:15.03万円
参考:homes
水天宮前・人形町の住みやすさの記事はこちら
門前仲町
門前仲町は東西線と、都営大江戸線が通っている駅だ。
ラッシュ時の混み方は尋常ではないが、日本橋や大手町(東京駅)まで5分ほどでアクセスできるので、我慢できるレベルだろう。
駅周辺には、路地裏にいい雰囲気の飲み屋があるし、チェーン系の居酒屋も多く、様々な人の食の好みに合わせられる環境がある。
家賃相場はそこまで安くはないものの、掘り出しもの物件も潜んでいるので根気よく探してみるといいだろう。
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門前仲町の家賃相場
- 1R:8.66万円
- 1K:9.42万円
- 1DK:12.25万円
- 1LDK:13.05万円
参考:homes
門前仲町の住みやすさの記事はこちら
馬喰町
馬喰町は中央区と台東区、墨田区の境目にあるエリアで、JR総武快速線の馬喰町駅と、都営新宿線の馬喰横山駅、都営浅草線の東日本橋駅を利用できる。
東京駅までは4分、日本橋までも5分でアクセスできる。
馬喰町エリアは、少し前までは再開発から取り残されていて、ただの問屋街といった雰囲気だったのだが、最近ではマンションも増え、それに伴ってスーパーやレストラン、バルなども増えている。
少し歩けば、人形町や神田方面まで行くことができるので、近所でお酒を飲んで歩いて帰ることも可能だ。
中央区の中では家賃が安めのエリアでもあるので、穴場としてオススメできる街だ。
馬喰町の家賃相場
- 1R:9.73万円
- 1K:9.71万円
- 1DK:12.28万円
- 1LDK:15.44万円
参考:homes
馬喰町にほど近い、浅草橋の住みやすさの記事はこちら
八丁堀・築地
八丁堀や築地は日本橋や東京駅まで徒歩10分ほどでアクセスできる、超都心エリアだ。
また、銀座までも歩いて10分以内でアクセスできるので、もし住めば都心を自分の庭のように感じられることだろう。
少し前までの八丁堀・築地エリアは、ただのオフィス街であり、夜になると人通りがなくなる寂しい街でもあった。
しかし、最近では雰囲気の良いバルなども増えており、夜もそれなりに活況を呈すようになり、職住近接がブームになりつつある昨今では人気が出てきたエリアでもある。
今回紹介したエリアでは最も家賃相場が高いが、職場まで徒歩通勤できることで体力・時間的なコストメリットを鑑みた場合、悪い選択肢とは言い切れないだろう。
八丁堀・築地の家賃相場
- 1R:11.37万円
- 1K:9.72万円
- 1DK:13.30万円
- 1LDK:16.65万円
参考:homes
総評
いかがだっただろうか。
東京・日本橋エリアは今でこそ、都心超一等地のオフィス街と認識されているが、江戸時代までは町人が住む下町エリアであり、商売の街でもあった。
そんな当時の残り香がありながらも、現代風のバルやカフェが点在しており、時間とお金のトレードオフの関係だけでなく、それなりに人の温もりを感じられるとても素敵なエリアといえる。
ぜひ、東京・日本橋エリアに勤務になった場合は今回の記事を参考にしてみてほしい。
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