これで大丈夫!不動産の入居審査を突破するための4つのポイント
2018/12/09
目次
不動産の入居審査を突破せよ!
賃貸不動産の契約において、意外と大きなハードルとなっているのが書類審査だ。
いくら惚れ込んだ物件でも、いくらお金を持っていても、書類審査で落ちてしまえば門前払い。
何をやってもその物件にすむことはできない。
そこで、今回は賃貸不動産の契約時の書類審査について掘り下げて話をしようと思う。
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入居審査って誰がしてるの?
まず、そもそもの話だが不動産における”審査”とは、誰による審査なのだろうか?
結論から言うと、答えは下記の三者だ。
- オーナー
- 管理会社
- 保証会社(使う場合は)
この全員に見られるわけではないのだが、オーナーと管理会社には見られると思っていてまず間違いないだろう。
しかし、この三者とも微妙に立場が違うので、重要視する部分が似ているようで違ったりするのが厄介なのだ。
また、物件によっても審査基準が変わったりするのも、審査の不透明さに拍車をかけている原因といえるだろう。
入居審査に落ちるのはどんな場合?
では、どんなケースだと審査に落ちてしまうのだろうか?
その一覧は以下の4つがメインだ。
- ロクな仕事についてない、または個人事業主
- 年収が少ない
- 信用がない
- 保険証の種類
それでは一つ一つを見ていこう。
ロクな仕事についてない、または個人事業主
「職業に貴賎はない」とは言うが、自分が所有する物件を貸すのだから、やはりキチンとした職業の人に住んでもらいたいというのがオーナーや管理会社の本音だ。
反社会的な職業の人なんか、絶対に入れたくないはずであるが、このブログを読んでいる人にそんな職業の人はいないと思うので、割愛する。
では、具体的にどんな職業だと審査落ちしやすいのか。
やはり水商売は難しい。
人前で言えない仕事やどうやって生計を立てているか分からない人を入居させるのはリスキーに感じるのだろう。
それに「ここには水商売の人が住んでいる物件だ」ということにもなれば、ご近所さんからの評判も悪くなって、同じマンションに住んでいる人にも迷惑がかかるからだろう。
また、仮に収入があっても個人事業主もキツイ。
特に”何ちゃらコンサルタント”など、世間一般的にはよく知られていない肩書きだとNGをくらいやすい。
後でも書くが個人事業主は社会的な信用がなく、いつ収入が途絶えるのかわからない、と思われているのである。
「憧れのフリーランス」とはいうものの、実際は部屋を借りるのにも四苦八苦している人が多いのが現状なのだ。
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年収が少ない
次に、家賃に対して収入が見合っていないときも断られやすい。
ギリギリのラインとしては家賃×12(か月)×3.2の年収があるかどうかだ。
これを下回るようだと黄色信号なので、家賃と収入のバランスはぜひ考えてほしい。
実際に生活のバランスをとるには家賃が手取りの20%くらいだと、かなり余裕ができるだろう。
ちなみに見られるのは、手取りじゃなくてもろもろ天引きされる前の”総支給額”を見られることが多いので覚えておこう。
この点については、収入の大半が家賃に消えるようでは、生活もままならないのだから、審査する側の優しさといえるかもしれない。
信用がない
これについては、管理会社や保証会社がチェックすることが多い。
管理会社や保証会社は「もし家賃が滞納したときにどうするか」ということを考える仕事なので、信用情報を重要視する傾向が強い。
ちなみに、信用情報で見られるのはクレジットカードの滞納や、免許証の事故歴などだ。
過去にクレジットの滞納があったり、何度も事故ったりしていると、「だらしない」と思われてNGをくらうことがある。
心配な人は過去のクレジットの支払いが遅れたことがなかったかをチェックしておこう。
信用情報はCICで取得してみることができる。
保険証の種類
先ほど、フリーランスや個人事業主が信用がなくてキツイといったが、落ちるときはだいたい保険証で落ちる。
やはり信用のある会社員であることを証明する社会保険の方が有利だ。
なぜなら、それなりの規模・歴史がある会社じゃないと社保を取得できないからだ。
現に、中小零細企業の場合は、従業員でも国保のところがあるくらいだ。
ちなみに、国保がなぜ不利かというと、国保を持っているのは無職だったり、いろんなヤツが多いので家賃を滞納しないか不安になるからだ。
以上の4つが、審査に落ちるので多いパターンだ。
まとめ
いかがだっただろうか。
「それでも、よくわからん奴が良い物件に住んでるけど?」と思ったこともあるだろう。
たしかに、上記の審査基準が全てではなく、オーナーや物件によっては交渉が可能だったりする。
例えば2年分の家賃を一括で払えば個人事業主でもOKだったりと、いろんな交渉の仕方がある。
むしろ、こういう難しいお客さんのときこそ、不動産屋さんの営業手腕の見せどころでもあるのだ。
もちろん、それ以外にもグレーだったり、アウトな方法もあるがWebでは言えないので、今回は発言を差し控えさせていただこう。(そのうちメルマガとかで暴露するかもしれないが)
とにかく、審査に落ちないように、やましいことなく、誰にでも胸を張って言えるような素敵な人生を歩んでほしい。
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