綱島の住みやすさと家賃相場【東横線の中では庶民的な雰囲気の街】
2018/12/09
綱島駅について
綱島駅は横浜市港北区にある駅で、東急東横線の急行が停車する。
ただし各停と急行しか止まらないことで、意外と特急よりも停車駅の多い急行の方が混むという話もよく耳にする。
特に渋谷方面行きの列車は朝のラッシュの時間帯に非常に混雑するので、出発時間をずらしたり各停に乗り換えるなどの対策をかが得た方がよさそうだ。
都心までの所要時間としては、渋谷まで約23分、横浜まで約9分でアクセスできる。
駅前のバスターミナルからは横浜市交通局・東急バスなどが出ており、北は日吉駅まで、東は川崎駅まで、西は新羽駅まで、南は横浜駅まで行くことができる。
しかしそれだけのバス網が発達していながら、綱島周辺は道路事情があまり芳しくなく、車の車線が1車線しかなかったり、鶴見川を渡る橋で渋滞が起きるなど車での移動は不便をきたすことがある。
綱島駅 東口
綱島駅の主な利用者は、渋谷や横浜へ通勤するサラリーマンだ。
多くのサラリーマンがベッドタウンとして利用しているほか、慶應大学に通う学生も多く住んでおり、駅周辺に若い人が多く、活気がある。
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綱島の住環境
綱島は一言で「東横線随一の庶民的な街」と言える。
綱島は、かつては温泉街として栄えていたこともあり、ラブホテルやパチンコ屋などが残っており、東横線の他の駅と比較しても街の雰囲気は異質。
そんな独特なにおいが残っているからか、駅周辺のお店も成城石井のような高級スーパーなどはなく、イトーヨーカドーや安い定食屋など庶民的なお店が目立つ。
駅周辺以外は緑が多く、駅から西に少し歩くと、鶴見川がある。
鶴見川沿いは高い建物もなく、河川敷沿いも整備されているので、ジョギングする人や河原で遊ぶ人も多く、近隣の人たちの癒しスポットになっている。
他には綱島駅西口から北東に5分ほど歩くと綱島公園という大規模な緑の濃い公園がある。
この公園にはテニスコートもあるし、こどもログハウスという施設がありここで子供を遊ばせることもでき、休日は子供連れの人たちでにぎわっている。
このように、綱島は東横線の中では庶民的な雰囲気を残しながらも自然が多く残っており、どこか懐かしさを感じる街である。
綱島の治安について
綱島がある港北区は、横浜市内でも屈指の住民レベルの高い街で、治安は良好。
とはいえ、駅周辺にはパチンコ屋が多くラブホテルもあるので、ちょっとガラが悪い人がいないこともない。
また、道路の幅も狭いので、交通事故には細心の注意を払うこと。
特に綱島街道は交通量が多いので、小さな子供を連れて歩くときは目を離してはいけない。
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綱島周辺で住むのにオススメのエリア
綱島西3丁目
綱島西3丁目
綱島の住宅街エリアは、駅の西にある綱島台や綱島西1~3丁目、それに駅の東側にある綱島東1~6丁目がメインとなる。
家賃が安い物件は駅からかなり離れた場所にあることが多いため、経済面を重視する人は駅から遠い物件を探すと良い。
その中でも特にオススメなのは綱島西3丁目だ。
駅周辺にある商店街にも近い上に閑静な住宅街が広がっている。
綱島公園や鶴見川の河川敷までも徒歩で行ける立地なので、釣りやジョギング、散歩でリフレッシュできるのが魅力的だ。
綱島の買い物事情
買物に便利なのは西口エリアだ。
駅の西にはイトーヨーカドーといった大型スーパーに、まいばすけっとがある他、駅周辺に小さな八百屋が点々としているので食品の買い物には不自由しない。
一方、東口は綱島街道を超えてしまうと完全に住宅地になってしまうので、お店は皆無。
利便性重視なら西口エリアを選んで住むようにしよう。
またかつて温泉街だった名残りから飲食店の数も意外と多い。
ただ飲食店などは早めの時間帯に行かないと閉店してしまうことが多いので、要注意。
家電量販店や洋服などを売っているお店は少ないので、横浜や渋谷まで買い物に出かけた方がいいだろう。
綱島駅周辺の家賃相場
- 1R:6.34万円
- 1K:6.57万円
- 1DK:7.65万円
- 1LDK:11.20万円
- 2LDK:12.10万円
- 3LDK:14.63万円
参考:homes
綱島の家賃相場としては、急行停車駅ということもあって、大倉山よりは若干家賃が高いが、日吉よりはちょっとだけ安いという感じ。
学生やサラリーマンが多く住んでいるので、どちらかというと駅近物件はシングル向けの物件が多く、シングル向けなら、6,7万円ほどで設備の整ったマンションに住めるだろう。
一方で、ファミリー向けの物件は駅から遠い分、間取りが広いことが多い。
1LDK以上なら10万円台から15,16万円くらいまでが中心相場となるだろう。
総評
- 家賃★★★★
- 利便性★★★
- 住環境★★★★★
- 治安★★★
綱島の強みは東横線の急行停車駅でありながら、家賃が安くて庶民的な雰囲気が残っていることだ。
鶴見川や綱島公園など自然も多く残っており、自然を感じてリフレッシュすることもできるし、駅周辺のお店で生活に必要なものは揃えられるので便利。
ハイソなイメージが強い東横線沿線の中では、綱島周辺は異彩を放っているが、その分地に足のついた生活を送ることができるともいえる。
もし、職場が横浜や渋谷で家賃を抑えながらも便利で自然を感じる生活をしたいなら、綱島は良い候補になるだろう。
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